台湾龍洞(ロンドン・LongDong)クライミング ~2019.3.20-25~

dakekanba-admin

山域:台湾
日程:2019/3/20(水)-25(月)
メンバー:微苦笑ほか

私が吾妻連峰で無念のルート変更をしていた時に、微苦笑さんは台湾へクライミングに行っておりました。
今回は、そのレポートです!読んだら思わず観光を兼ねて行きたくなる台湾♪(あー、行ってみたい!)
では、微苦笑さんの報告をどうぞ!


基隆市政府前バス停から40分で「龍洞」に着きます。バス停は2ケ所で手前が“龍洞港”、そしてトンネルを抜けてすぐのバス停が“龍洞湾公園”です。高さ30~50mの崖が1.5km続き、フェイス・クラックのルートが無数(5.7~5.11)にあるという感じです。

バス停龍洞湾公園からは左手の遊歩道を歩いて、お手洗いの前を通り、看板のところから細い道を下り10分で取りつきです。釣り人も多く通うので降り口は直ぐに分かります。支点はきれいに整備されてボルトがそれぞれ2本打ってあります。

岩質は砂岩ですが鋸山の岩より硬いので登り易いです。クラックはテーピングかグローブが必須です。トポからルートを選択して、岩畳の取りつきから太平洋を背に、波の砕ける音を聴き、水平線の彼方には与那国島や西表島があるのかなと感じて登ります(登るときは必死ですが)。

3/21~3/24のうち雨がなかったのは21日のみで後は霧雨、小雨、本降りで、出かける前から雨が多いとは聞いていましたが事実でした。ただ、岩の乾くのは早く小雨くらいでは登れるルートがあり、また、洞窟が2ケ所あり本降りの時はその中のルート(4本)に挑戦できます。

自分たちは三日間登りました。日本人のペアにも会いましたが、現地の方や欧米のクライマーも楽しんでおりました。初心者から上級者までクライミングを堪能できます。ギヤは2セット、ロープは60mでよいと思います。

毎日出発の時にスマホで龍洞の天気模様を調べて出かけるとよいかもしれません。基隆市内と龍洞では、天気が微妙に違いますので基隆では雨でも龍洞は登れるときが多くあるようです。

食事はホテルのすぐ脇の屋台村?で、150圓(日本円560円くらい)もあればお腹いっぱいになります。食堂に入ると250圓(日本円935円)くらいですか。屋台はたくさん出ていて大勢の人が集まり、東京浅草寺の仲見世通りを歩くようで人が多く真っすぐに歩くことができません。コンビニ(7-11、ファミマ)もあります。
中一日雨模様なので台北市内の室内壁へいってきました。150圓で一日中遊べます。5.6~5.10bまで8本程TOP方式です。龍洞が雨の時は台北市内観光を兼ねて訪ねてみるのもよいかもしれません。余談ですがこの時は“九份”を回ってきました。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルとなったといわれるレトロな雰囲気の街です。
滞在時の情報
①身の回り・生活
晴天の時はTシャツで、日焼け止めクリーム必携です。雨具・こうもり傘も必携です。
ビザ不要、電源110V・プラグ日本と同じ、パスポート有効残日数3か月以上、スマホやヘッデンの予備電池は手荷物で機内持ち込み
②日本からの移動時間
成田国際空港第一~EVA AIR~台湾桃園国際空港~バス(1:00 110圓)~台北市バスターミナル~バス(40分 50圓)~基隆バスターミナル
③クライミングスポットへの移動
基隆市政府前バス停~龍洞(ロンドン・Long Dong・No791)(龍洞港か龍洞湾公園バス停で下車)(40分 50圓)
④宿
Hua Du Hotel  基隆市仁一路307号 ℡02-2420-2675 http:/huaduhotelkeelung.com
5泊6日 7,040圓(朝食付き)(VISAカード払い可)基隆バスターミナルから歩いて10分位
⑤お金のレート
円/圓 1.0/0.2671(2019.03.20.)(円=日本の単位/圓=台湾の単位)
⑥カード
バスや地下鉄の乗車に悠遊(EasyCard:SuicaやPASMOと同じIC乗車券)があると便利です。現金払いよりかなり安いです。両替・カードの購入は空港内でできます。
⑦トポ
「ROCK CLIMBING TAIWAN」ルート選択に必携です。