夏合宿(小川山) ~2018.8.18-19~

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山域:小川山 南稜下部、ガマルート、春の戻り雪ほか
日程:2018/8/18(土)-19(日)
メンバー:竜少年、微苦笑、ミエリン、ワカ、Koo、ドリル、Assy、Qちゃん、すけちよ

廻り目平にて
8/18,19と天候に恵まれて全員事故のない山行ができたことが一番嬉しい事です。
春から日和田等で岩トレと称し、リードクライミングにおける確保の方法を繰り返し練習してきた。今回の合宿では、ホンチャンでリード経験をするのには良い機会となった。
リードする緊張感、恐ろしさ、それを乗り越えた時の達成感と何とも言えない満足感、楽しさ等も実感できたのではないだろうか。リードしてこそ本当に「登った」と言えるのではなかろうか。
例えば、終了点に着いたときのセルフビレイ、ビレイ解除、ロープUP、セカンドビレイ、この一連の流れを素早くすることによる時間短縮を図るなど課題も多い。しかしながら地道に繰り返し練習をすれば、いろいろな課題も解決の方法に向かうものと思っている。
さて、小川山がこんなに寒いとは思いもよらなかった。今まではペラペラのシュラフでさえ、暑くて半分身体を出して寝ていたのに・・・。今回はあるもの全部着てシュラフカバーまでお借りしてようやく寝られる、という寒さ。これには参りました。ファイントラックのシュラフを買わねば・・・。
8/18 三峰南稜下部 パノラマコース5.4~5.7 ドリル(L)&竜少年 パーティ
取り付きはセレクションの分岐を少し行った右手に平らな大岩が目印。
1ピッチ目 5.6 Lドリル 以下全部Lドリル
目の前の木に最初のビレイ、凹角を右上するとペツル、ここが5.7か。そのまま登り灌木でビレイ解除。
2ピッチ目 核心。直上は10.a、左上が5.7
ドリル、果敢にも10.aの直上にチャレンジ。第3クリップは左に逃げたとはいえ、頑張った。ほぼ10aだ。
3ピッチ目
凹角のハング気味の左の壁にハーケン一個。乗り越して木々の間の岩場を抜けて松の木でビレイ。
4ピッチ目
快適に駆け上がり最後のクラック状を登ると松の木で終了点。
ここから左下の踏み跡に向かってヤブの中を懸垂1回。歩いて取り付きへ。
パノラマコースから帰着すると気分は、まったり。椅子にすわり暫くボーッとしていた。その後ガマルートへ行ったパーティを迎えに行くと、運よく帰り道に出会えた。
8/19は「トムと一緒10.a」に向かう。わかさん、アッシーさん、そしてスケチヨさんの頑張りでトップロープが完成、素晴らしいチームワーク。ミエリンさん、みんな頑張って完登。素晴らしい。

久しぶりのホンチャンクライミング。緊張して疲れました。
最後に、計画書の作成、車の手配、運転。食料計画、美味しい料理。テーブルを囲んでの語らい、焚火。楽しい小川山ライフを楽しませて頂きました。誠にありがとうございます。次につながる山行になったように思います。
竜少年

参加の皆さん、恒例の小川山合宿は楽しめましたか?。久しぶりのスラブ、頂からの緑濃い山並の中の岩肌を望んだ景色を堪能し、非日常を楽しみました。今年の小川山は各ルート(南稜下部・春の戻り雪)ともパーティが少なくゆっくりと登ることが出来ました。パーティの皆さんの力も大いにアップされていたように感じました。ありがとうございました。
微苦笑

五年ぶりの小川山夏合宿。
廻り目平の美しい景色は変わりなく、メンバーの顔ぶれは変われど、親密感と会伝統の豪華な食事は変わりなく、堪能させて頂いた。
1日目の南稜下部は何度か登っている。40代で会に入った当時は無我夢中、50代は快適に、そして60代後半は、こわい怖い。
それでも終了点で景色を楽しみながら「これは高齢者の遊びではありませんね」と声をかけると「そうだね」と答えた微苦笑さんだが‥‥
会のレジェンド、竜少年と微苦笑さんは長年の経験だけでなく、日々の研鑽と体力作り、最新の登攀技術の探究等、隠れた努力があり喜寿を迎えられた今も安全登山を続けられているのだと思う。また、いつも冷静で穏やか、高僧のようでもある。
さてさて自分は?
一から修行のやり直しです。
mierin

3度目の小川山ですが、右足の巻き爪があり、辞退していましたが、会長も来るし、駄目なら写真部でもいいかなと参加。
前回雨で途中までしか行けなかったガマルートに行く。スラブが嫌いなので、やはり恐怖だったのか、まったくルートなんか覚えてない(笑)。2p目をリードしたが、この一歩が出ない、この右足、信用できない、頭の中はこの繰り返し(笑)。なんとか最後まで行けたが、垂直の壁を懸垂(^◇^;)。なるべく目の前の壁だけ見ておりる。もう、スラブはお腹いっぱいになり、スラブ卒業宣言する、いや、中退かな(^^;。
夜は8月とは思えない寒さの中、ご馳走をいただき、焚き火までしていただく。テントも、慣れて、早めに寝る。
2日目のスラブは、中退したから、わがままを言わせていただき、フェースのトムといっしょに行く。人気ルートだが、誰もいないが、フリーの方々は、割とゆっくり来るはずだから、さっさと。リードさせていただき、途中までしか行けなかったが、午前中はそこで遊んで、帰りました。
車の配車、テント、タープ、宴会の準備やら、有難うございました。帰りもナビ子に翻弄されながらも、渋滞に巻き込まれること無く釜飯やら、アイスやら食べたり、上がなくなった浅間山みたりと。内地のドライブは、まだまだ、楽しめる自分(笑)。巻き爪の様子をみながら、もう少し登れるようになりたいと、密かにコソ練を考えております。
いや、もう、動いてまする(笑)。
あべわか

さむ。着いた瞬間の第一声。こうして初参加の夏合宿が始まった。
ありがたいことに先発隊の、会長、微苦笑さん、ドリさんがテント設営をしていただいていたので早速潜り込むと真ん中でコンロを焚いていてテントと火の有難みが身に染みる前夜泊。
翌朝身支度を整え私は、ワカさん、すけさん、Qちゃんの組で初小川山となるガマスラブへ。
最初トップロープで足慣らしをしてからアタック開始。下から見ると難しく感じない斜面もいざ張り付くと、怪談話より背筋が凍る何とも言えない感触とつま先と手の腹で場所により違う感触、例えるならホームセンターの紙やすり売り場で使う番手の値踏みをしているような感じで肌触りを確かめるごとく、最大摩擦を得るために圧力を掛けて体を上げていく感触はジムでは味わえない独特の感覚です。ガマスラブは劔アタックを控えた私にとってとてもいい勉強になりました。ワカさんに相手の状態を想像するコツを教えてもらい、リードの姿が見えない状態でのロープがたるんだり、突っ張ったりする感覚を確認できて50mの懸垂も楽しめました。
テントに戻って夜の宴会は、より取り見取りのつまみに舌鼓。あっしーさん、Qちゃん、ミエリンさん、ワカさん、料理のできる方々にはホントに頭が下がります。翌朝を含め、おいしい料理をありがとうございます。ほんとに寒くて、熱燗、ホットワインがあっという間に無くなり、焚火の遠赤外線が有りがたかった。
最終日、微苦笑さんとドリさんとQちゃんと、春の戻り雪へ。前日つま先を酷使していたため2ピッチ目で爪の痛みに耐えられなくなって、速攻でシューズを買いに行くと心に誓いリタイア。私の待機している場所から、微苦笑さんのちょっとコースを外れた状態からルートに戻る際のクランク状態のダブルロープを流すためのヌンチャクのセットの仕方やルート取りなどはとても勉強になりました。中間地点で一人休んでいると取り付きに、会長とすけさんが現れ降りて来てと大きな声が掛かり、一人懸垂を3回セットして降りたのですがこれもいい勉強になり、充実した合宿を過ごすことができました。会長をはじめ、経験豊かな先輩方のちょっとした機転、応用、現場で培われた対応力を、引き継ぎ、引き継いでもらえるべく、山を楽しみたいと思う合宿でした。参加の皆さんお疲れ様でした。
KOO

去年初めて訪れた小川山。あれから1年経っての二度目の小川山です。
去年はうまく登れることが出来なかったのですが、今年はなんとリードをさせてもらうことが出来ました。
諸先輩方から教えていただいた内容と、家で練習していた事を必死で思い返し、なんとかリードすることが出来ました。まだまだ戸惑うことも多いし各動作も遅いですが、スムーズに素早く動けるように繰り返し練習したいと思います。
今回も新しい事を沢山学ぶことが出来ました。教えて頂いたことを繰り返し練習して次回に生かせるようにしたいと思います。
今年の小川山は寒かったー。食担の皆様、おいしいし料理をありがとうございました!
ドリル

今夏は台風で沢遊びが潰れ、本当に久しぶりの岩に触れ合う合宿です。
晴れて小川山デビューの運びとなりました。
トポの通り、たくさんの岩峰と大きな岩。
金峰山荘のテン場は避暑にもってこいの素敵な場所だと人づてに聞いてはいたが、やはり居心地の良い場所でした。つい先日まで延々と続いた、倒れそうなくらい蒸し暑い日々が嘘のような快適な日々。
さて初日、竜少年、微苦笑さん、ミエリン、そしてドリさんと共に南陵下部の3Pまでを体験。
ドリさんは竜少年とロープを結び、微苦笑さん、ミエリンと私の3人で2組のパーティでルートを辿る。何とリードのご指名。
微苦笑さんは外岩の師匠。「リードが出来るようになって欲しい」と常々、鼓舞されてはいたが・・。
今年に入ってクラックの面白さにはまってきた私。スラブはほとんど馴染みがない。
1Pは何とか進むが2Pの正面突破は難しい。なので左を巻いて、先行者が残してくれた3ピン目のヌンチャクを触らずに登った。
3Pはボルトがない、アルパインルート。木にスリングを巻き、ロープの流れを考えて支点工作しながら登っていく。
スラブはなくなり、レイバックやらジャミングを使ってガシガシと登る楽しい時間。無い知恵を絞って、もたつきながら作っていったラインを、時には修正しながら、微苦笑さんはいとも簡単に辿ってくる。
実は微苦笑さんをビレイする度に自分のやりやすい方法を模索していた。微苦笑さんと合流すると、今度はミエリンを迎えるために微苦笑さんがジジを使ってビレイをする。
3P目の終了点で先行していた2人と合流。持参した梨を全員で齧る。
時々、微苦笑さんが、『あちらが蜘蛛の糸、こちらがおにぎり岩』と教えてくれる。
目の前の高い岩から人の姿と声が聞こえる。『あれがセレクションです』。
ミエリンが懐かしそうに(竜少年とのちょっと怖~い思いをしたのは)『あそこよ』と指を指す。私の知らない岳樺・創成期を懐かしむ3人を見て、素敵だな、と思った。
そして、そんな3人の大先輩達と共に頂上で時間を共有できることを、感謝するひと時でもあった。こんな長い付き合いの仲間が自分にできるだろうか?とも考えてみた。いつかそんな日が来るといいな、と。これが1日目のハイライト。そのあとは懸垂下降を1回して出発した場所へ戻っていった。
2日目は朝食の準備があって忙しない時間の中、どこへ行くか竜少年から相談があった模様。春の戻り雪に行く人と、ソラマメスラブが候補にあがる。わかさんは『「トムと一緒」に行きたい』と提案。それに乗るは、すけさんと竜少年とミエリン。
堰堤の脇を歩くと広い場所に面白そうな岩がある。人気ルートなのに誰もいない。ラッキー(^^♪
わかさんがリードするが、3P目が難しい様子。竜少年が「無理しないでね。」と心配する。私もお助け棒を届けにいったり、ナッツが使えないか奮闘したが、知恵と力量不足で選手交代すること3人目。すけさんが高い身長と手足でガンバしてくれて、終了点に到達。トップロープの完成。各自それぞれ、身長も持ち味も違うので、人のムーブを見るのが楽しい。
楽しい時間はあっという間に終わり、怪我することもなく合宿はお開きとなりました。次の合宿に備え、竜少年とジムトレ頑張ります。
ASSY

入会して初めての合宿。
新人の役割と勝手に思い込み、食担に名乗りを上げてはみたものの会長をはじめ諸先輩方も含め総勢9名の大所帯。さて、何作ればいいの?量は?好みは?と判らない事ばかり(^_^;)
昨年の計画書を参考にさせて頂いたが見事に目測を誤り、ツマミでお腹がいっぱいで、わかさんセレクトのジンギスカンを堪能出来ず残念な結果に終わってしまった??
が、キャンプをしに来たんじゃないんですよ。岳樺クラブの合宿なんですから^_^
諸先輩方のご指導の下、ガマスラブに始まりガマルート、春の戻り雪なる場所を登らせていただきました。
マルチピッチの練習が目的ではあったが、高度感やリードの恐怖心、早くセットしなくてはと気持ちが焦りミスをする。余裕のなさが事故を起こすんだと改めて痛感した。
焦らず確実に!周りをみて!
いつも言われている事が全て吹っ飛んでしまうくらい、リードは緊張するんだな(それは未熟な私だけだと思いますが??)セカンドなのに、落ちる?落ちる?と騒ぎ、セカンドなんだから落ちやしないよ!とたしなめられた事を思い出しとても恥ずかしくなった…
休憩もそこそこに練習した後はクタクタだったが、会長から戴いたチューハイ&念願の生ハムで復活^_^ タープを張っての食事や焚き火を囲んでの団らんなどいつもの山行とはまた違い楽しかったが、練習ではあまりにも不甲斐なくてへこんだ2日間だった。
最後に、春の戻り雪ルートから懸垂で戻る際、遠目に会長の姿を確認し、涙が出るほど嬉しかったです。私たち全員帰ってくるまでの長い時間ずぅっと待っていて下さりありがとうございました。
岳樺クラブの一員として恥ずかしくないよう頑張ります!これからもご指導のほど宜しくお願い致します!
Qちゃん

今回の合宿はレジェンド層と私を含め昨年入った新人層で構成されたのが特徴でした。
正直なところ私自身、小川山も3度目となると背伸びをしたくなり、昨年台風で行けなかったセレクションや左稜線に行きたいという気持ちもありましたが、小川山が初めてというメンバーに基準を合わせて、皆が同じレベルで同じだけ楽しめることを目的にして計画書を作りました。
はたして参加された方にはどのように感じられたのでしょうか。レポを見るのが少し怖い気もしますが、実りのある合宿になったのであれば幸いです。
またコース案やグループ分けには今回残念ながら参加できなかったマミチさんとムーさんのアドバイスも盛り込まれていることをこの場を借りて紹介させていただきます。ありがとうございました。
私自身のトピックは初めて竜少年(=会長)と寝食行動を共にできたことです。
一日目のガマスラブの帰り道に僕らを労って迎えに来てくれたことや、念願の「会長の生ハム」もいただけて嬉しかったです。
二日目の「トムと一緒」では久々に竜少年のクライミングも見ることができました。ものの3分で終了点へ。さすがです。この前のみっちゃんのレポにもあったとおり、どうやったらレジェンド達に追い付けるのでしょうかね。
そのあと、竜少年と春の戻り雪にトライしている微苦笑さんのパーティを覗きに行き、取付き下で少し雑談。ほんのひと時でしたがいろんな話をさせていただきました。竜少年とマルチを組むことは今回もお預けとなりましたが次の機会には一緒にガンバさせて下さい。
会の皆さんにも大変お世話になりました。
車出しをお願いしたKOOさん、ドリさん、Assy、助かりました。
初めての小川山でクタクタに疲れているはずのなに食担をしてくれたQちゃんとAssyにはホントに感謝です。手伝うと言って私がやったことは、火加減くらいでしたね。申し訳ない。 工夫された料理はとてもおいしかったです。
ワカさんの秘蔵?のジンギスカンも最高でした。
竜少年、微苦笑さん、ミエリンさん、今後もご指導をお願いします。
こうやって合宿を楽しめたのは皆さんのおかげです。
今後ともよろしくお願いします。
すけちよ