山域:西上州 妙義山 表妙義縦走
日程:2018/6/30(土)
メンバー:すけちよ(L)、ドリル
先月の裏妙義(丁須の頭)に引き続き、今回は表妙義の縦走を計画しました。相方はドリさん。二人での山行は今回が初めてだ。コースは妙義神社→相馬岳→鷹戻し→第四石門→大人場→妙義神社で、難所が次々と現れる滑落事故の多いルートである。
ロープは準備していきましたが、難所のほとんどはクサリが取り付けられているので、登りも下りもハーネスから伸ばしたDGチェーンのカラビナをクサリに掛けていき、最下点まで滑落しないよう安全対策を図りました。
会に入る前には怖くて敗退した鷹戻しも緊張感はあったものの今回は楽しむことができました。その反面、蒸し風呂のような山道に苦戦を強いられました。ドリさんと計4リットル用意した水も底をつきそうになり、一般道に降りてきてすぐに近くの「きのこ館」に直行。自販機でコーラを買ってガブ飲み。冷えたコーラが美味しいこと。それにしてもこの時期の1,000メートル級の山は要注意ですね。
妙義山系を網羅するためにも秋には更にその先の星穴岳山行を計画して空中懸垂を楽しみたいと思います。
以下、番外編です。
某駐車場の前泊テントの中、夜中2時頃に目が覚めました。蚊です。耳栓をしていたので気付かず既に10箇所以上刺されていました。そこから1時間以上かけてのバトル。ヘッデンで目を凝らすと「いるわ、いるわ。」
腹の膨れた蚊は動きが遅いが暗いので苦戦する。計5匹は握りつぶしたでしょうか、手の平は血で真っ赤。暑かったのでテントの入口を少し開けていたせいでした。悪戦苦闘している自分の隣には爆睡中のドリさん。なんとドリさんは全く刺されなかったという。(ドリさんはB型)O型は刺されるってホントの話なんですね。証明できました。同じO型のムーさんやKOOさんがいれば分かち合えたのに。ほとんど寝てない状態で朝を迎え、そして出発。
入山するとすぐに山ビルがいることに気づいた。ヒルは裏妙義だけにいるのだと勝手に思い込んでいて、今回は塩を持ってきていなかった。休憩ポイントで念のためズボンの裾をめくってみると、なんと2人のスネに吸いついているではないか。あれだけ注意していたのに。ドリさんのヒルは手で払えば取れましたが、私のは取れない。「もう吸ってるわ。」
無理に取ってはいけないらしいのでライターで直火で炙る。熱チ!スネが火傷する。幸い、ほんの少し出血しただけで血もすぐに止まった。こうなってくると、K●●さんの怨念でしょうか、先月の裏妙義での「出来事」が蘇ってきて、下山後のお風呂タイムが恐怖になってきました。
「既にどこか吸われてんのかも。ケツとか」
「今日は『男だけカンバ』だしどうしよう」
「血だらけはイヤだから吸われたままにして家に帰るか」
などと思わず弱気な言葉が出てしまう。特に靴下を脱ぐ際の緊張感は鷹戻し級であった。風呂場でドリさんとハダカを見せ合い、幸いにも吸われてませんでしたが、ほんとヒルは要注意というより要対処です。
吸血生物に襲われてもこうして楽しめたのは会の皆さんのおかげです。
今後ともよろしくお願いします。
すけちよ
今回は妙義山を登ってきました。
緊張感の有る鎖場や梯子が続き、とても楽しむことができました。
リーダーのすけさんには色々助けていただいて、無事下山することが出来ました。
ドリル