甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根(日帰り)

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梅雨の中 甲斐駒ケ岳黒戸尾根日帰り

山域:甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)
日時:2015/6/20(土)
メンバー:Muu・みっちゃん(記)

梅雨に加え、上空に寒気が入り込みさらに不安定な天候。天気予報はあてにならず当初の予定の甲斐駒から鋸岳のバリエーション計画をどうするか・・・刻一刻と変わる天候に自分たちが合わせるしかないということで、黒戸尾根日帰りに予定を変更しトレーニングしてきました。
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21時ムーさんと集合、それから車内で再度作戦会議、雨天時想定はいくつか考えていましたが「次につなげられる登山をしよう!」ということになり、冬に谷川岳西黒尾根をやったので、次の冬に黒戸尾根に行こうと予定していたので下見を兼ねて、雨に降られる覚悟で黒戸尾根日帰りに決定。そんなこんなで出だしが遅れ、そして首都高速は大渋滞、回避にも手惑い、道の駅はくしゅうにやっとたどり着いたものの、1時間半の仮眠しかとれませんでした。2人とも甲斐駒ヶ岳は初めて、標高差2200mは登り応えがありそう。DGさんから天候判断のアドバイスや、会長からも黒戸尾根に関して「ゆっくり無理せず」というアドバイスをいただいていたので、それを念頭にいざ出発。がんばるぞ~。
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出発早々、ガスっているもののその上は快晴。日差しは遮られているがときどき日が差しやたら蒸し暑い(湿度120%)。そして寝不足でぜんぜんいつもの元気が出ず、なかなかピッチが上がらない。半袖になり、ズボンもまくりあげて体温調整しながら、長丁場なので休憩の入れ方の他にも水分補給やエネルギー補給など調整しながらがんばっていると、トレランの人達がさわやかに抜いていく。うやらましい~。
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刃渡りや鎖場は眠くならないものの、緩斜面では眠くて仕方ない。そしてやっと七丈小屋に到着。小屋のベンチで私はとうとう15分ほど昼寝してしまいました。昼寝後は少し復活しなんとか甲斐駒ヶ岳2967m登頂できました。山頂は雲が多いものの晴れ、次回のために鋸岳を拝みたかったのですが雲が多く全貌が見えませんでした。ざんね~ん。
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我々ふたりは山経験がまだ浅く経験値を増やすべく、会のベテランの先輩方のアドバイスを得ながらどんどん挑戦していますが、今回は超ロングルートと寝不足で精神的に本当に鍛えられました。
エネルギー補給や水分補給だけでなく、睡眠の重要性も身にしみました。下山後、ブヨに手足20箇所刺されていることが判明、本当に山はいろいろなことを教えてくれます。黒戸尾根も教えてくれた気がしました、山をなめんなよ~と。(記:みっちゃん)