三ツ峠「四十八滝沢」アイスクライミング

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山域  :三ツ峠 四十八滝沢
日程  :2015/2/7-8
メンバー:DG,Muu,Michiko,Rie-san

2/7(土曜日)晴れ

JR西船橋駅南口am6:00集合。渋滞もなく三つ峠北口登山道の入口にある宝の山ふれあいの里駐車場にam8:00到着。お天気にも恵まれ登攀意欲が高まります。準備を整え8:40駐車場を出発。
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この駐車場の標高が700m、三つ峠の山頂が1,785mということで標高差約1,000mのバリエーションルートになります。駐車場を出てしばらくは林道を歩きます。40分ほど林道を歩くと登山口の看板があります。雪が少なければここまで車(要スタッドレス)で入れます。先行者のトレースをたどり登山口から50分くらいだったと思います。入渓ポイントとしました。沢を詰めながら「凍っているか?」不安でしたが雪に埋もれた初滝をフリーで登って、三段の滝でロープを出すことに。Michikoさんリードで、サクサク登っていきます。後続にMuuさん、Rie-sanと続き最後は僕が登ってクリア。
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さぁ次は本日のメインである大滝と思いきや、先行パーティの様子がおかしい?話を伺って滝上部が登攀中に崩落したとの事。幸い怪我はなく済んだ模様。いやぁよかったよかった。崩落して登攀不可となったので滝の左側を高巻いた。
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その先には七福の滝、先行者がトップロープを張って練習をされている。右側の優しいルートを譲っていただき、僕がリードで取付いた。今シーズン初アイスでリードだったのでかなり緊張しましたが、何とかクリアできて三段上に丁度よい大きな倒木があったので、そこをビレイポイントとした。調理道具の入ったザックは後でロープにくくり付けて引っ張り上げようと思っていたら、隣で練習をされてたパーティの方が僕のザックを背負ってあがってきてくれるではないですか......。「す.す.すみません」「いや~これも練習だからいいんですよ~」「いや本当にすみません、有難うございます」「しかしくそ重たいねこのザック」「どうもすみません」とこのような会話を交わしました。登攀で身体が汗ばむほどでしたが、人のやさしさに心まで温まった瞬間でした。有難うございました。
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さて、二番手Michikoさんサクッ登って、三番手Rie-san、最後はMuuさんが登ってクリア。滝の音で声が消されロープのやり取りで少々手間取った。今後の課題として、現場で臨機応変に対応できるようにしたい。
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更に沢をツメて小さな滝をフリーで乗越し白竜の滝手前で時間切れ、登山道に戻って山頂の小屋をめざしました。16:30四季楽園に到着。アイゼンを外し小屋に入るとストーブで温まった玄関はとても暖かく僕等を迎えてくれた。小屋の方がポットに入ったお湯とコーヒーをだして下さった。ありがたい。今夜はMuuさん特製のスキヤキです。皆で食料を分担して作った夕飯は本当に美味しい!!。ヒレ酒も相まって夜の宴会は最高潮!!二次会は部屋に戻って深夜まで続きました……。
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2/8(日曜日)雪
翌朝のんびり6:00起床、朝食は炊込みご飯。山小屋なので炊飯もいいだろうとじっくり焚いて美味しくいただきました。今日はお天気が下り坂なので、昨日のルート上にあった七福の滝周辺までおりて、アイスの練習をして帰ろうと前夜に皆で話し合った。am9:00前に小屋を出発。滝まで下りて準備をしているさ中、雪の降り方が激しくなってくる。湿雪でグローブやアウターがびしょ濡れになってきたので、一本やって撤収。雪が降りしきる中、14:00駐車場下山となった。雨にぬれたような状態で身体が冷え切ったので、近くのグリーンセンターに移動し温泉で温まった。インター近くのレストランで遅いランチを食べて帰路についた。18:00JR新浦安駅で解散。メンバーに感謝。とても楽しい二日間でした。
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DG