マチガ沢本谷から東南稜

2002.10.5(前夜発日帰り)

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「第一見晴」の展望台から眺めたマチガ沢本谷の全貌と東南稜。
乾いたスラブが続く本谷を溯行した後に東南稜のデザートが待っているという感じかな?

大滝を越えてなおも溯る。
快晴のもと乾いたスラブ状の岩肌が心地よかった。
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振り返れば、朝の逆光の彼方に遠く上州武尊山や奥利根の山々が浮かんでいました。

みやさんにとっては至福の一服でした(^^;

インゼルをはさんで二手に分かれる流れの右手を行けば、このチョックストーン滝にぶつかります。
ここは慎重を期してザイルを出しました。
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チョックストーン滝を越えた地点からは草紅葉も鮮やかな源頭付近の様相になってきます。
休日なのに入谷していたパーティーは2組だけで、とても静かな山登りを楽しめました。
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いよいよ、東南稜の1ピッチ目です。
トップは終始みやさんです。取付きから凹角状を直上します。
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1ピッチ目後半を登るみやさん。
凹角沿いに上がるとハングにぶつかるので今度は右のフェースに移りますが濡れていました。(残置のお助けスリングがありました)

2ピッチ目はクラック沿いに上がりました。2ピッチ目後半はご覧のような草付きの緩いフェースです。
乾いていて快適なところでした。
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3ピッチ目のリッジを登るみやさん。
途中、右から左へトラバースする箇所があり、ザイルの流れが重くなりました。

実質的な登攀は3ピッチまででした。
この4ピッチ目はやさしいリッジの登攀です。
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オキの耳頂上へはリッジ通しにダイレクトでも行けそうでしたが、左手に踏跡もあったのでここから草付きの斜面を頂上まで登りました。

頂上直下にて。
快晴の中、草紅葉に彩られた斜面を登る気分は最高でした。(^^)