68.前穂高岳・四峰正面壁 北条・新村ルート(08/10 00:00)


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 8月4日、20:30武蔵野線・新小平駅集合。接近している台風が気になるが、予報では3日間好天のようだ。

ヒロリンさんの車で中央道から一路、松本に向う。一日早く涸沢に入山している竜少年さん達はもうシュラフの中だろう。松本インターから158号線を走り沢渡に到着。沢渡の駐車場に車をとめテントで仮眠をとる。


<画像:松高ルンゼとその右側に中畠新道>
松高ルンゼとその右側に中畠新道
<画像:岩登り、木の根登りが続く中畠新道の急登>
岩登り、木の根登りが続く中畠新道の急登
<画像:ひっそりたたずむ奥又白の池>
ひっそりたたずむ奥又白の池


■8月5日 晴れ
 沢渡からバスに乗り上高地に向う。上高地に着き、ヒロリンさんが計画書を投函に行って、奥又白に3パーティー入山と情報を聞いてきてくれた。天気もすばらしく良く暑くなりそうだ。

中畠新道のまだ見ぬ急登を思い、上高地を出発する。徳沢が間近になる明神、前穂のすばらしいパノラマが目に入ってきた。今日、前穂北尾根を登っている竜少年さん、Nobさん、ヨーコさん、ma3nobuさんは何処まで登っているのだろうか。

徳沢で水を補給してザックの重さはヒロリンさん18K、私20Kとなった。かなり軽量化したが登攀具とロープが重い。新村橋を渡りパノラマコースをゆっくり進む。奥又出合が近づくと、目の前に白いスラブの松高ルンゼが現れた。松高ルンゼの右の尾根が中畠新道となり、岩あり木ありの急登が始まった。お日様も高くなり暑くなってきが樹林の日陰も多く助かる。しかし、やはりきつい登りだ。休憩時間など決めず休み休み登っていく。

11:00 トランシーバーを出し、北尾根を登っている竜少年さん達に交信する。「2峰にいる」とNobさんから応答があった。北尾根パーティーも順調のようだ。
樹林帯をぬけると松高ルンゼから分かれた涸れた沢筋の登りとなる。先を歩く私にヒロリンさんが「木が見えてきた?」と問いかけてきた。帰宅してからガイドプックを読むと、木とは「宝の木と呼ばれる岳樺」の事であった。

ブッシュの中の急坂を登ると二本の宝の木が見えてきた。14時過ぎ奥又白池に到着、前穂の岩壁群が見渡せる静かなこの池は、まさに別天地であった。中又白谷に流れる冷たい水でウィスキーの水割りを作り、山々を眺めながら明日に備えのんびり過ごす事となった。

上高地(6:50)・・・明神(7:35)・・・徳沢(8:45〜9:05)・・・中畠新道入口(10:30)・・・奥又白池(14:08)


<画像:蝶・常念の稜線からご来光>
蝶・常念の稜線からご来光
<画像:不安定な雪渓を通過してC沢へ>
不安定な雪渓を通過してC沢へ
<画像:取り付きから見上げる100mの草付きの壁>
取り付きから見上げる100mの草付きの壁



■8月6日 晴れ午後曇り
 2時起床、外に出ると天の川が見え満天の星空だ。

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