奥日光スノーシューハイク(岳樺クラブ流)~2017~

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山域:奥日光

日程:2017.2.25~26(1泊2日)

行程:2/25 晴れ 浅草=東武日光=赤沼バス停~小田代ヶ原~湯滝~湯元(宿泊)

2/26 晴れ 湯元~切込湖刈込湖~山王峠~光徳=東武日光=浅草

メンバー:微苦笑(L)、竜少年、Muu みっちゃん

参加メンバー各人の感想は以下の通りです!

岳樺クラブ冬の恒例のスノーシューハイクに昨年に引き続き2回目の参加。

天候に恵まれ、広大な雪原や木漏れ日の静かな林の中など、ゆっくり雪景色を楽しみながらのハイクができました。

といっても、アップダウンはあり平坦なハイクではありませんから、それなりに歩いた感はあります。そして岳樺ですのでなるべくトレースは避けて地図読みしてルートファインディングして進みますので多少の攻めた登山感もあります。

一ヶ月半ほど勉強のため山にいけなかった私にとって、温泉入って美味しいもの食べて山歩く、まさに癒しのハイクでした。そしてバリエーションやアイスクライミングでは味わえない贅沢な時間を味わえました。

今回は初めて完全凍結した湖の上を横断しましたが、渡り終えて振り返ったとき雪と氷の湖面の真ん中を我々の真っ直ぐな足跡だけが残っているのを見たとき、大げさですが「人類の飽くなき探究心」を感じました(笑)ははは(みっちゃん

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 昨年に引き続いて今年も参加したスノーシューハイクのオススメポイントは、

    スノーシューで雪上を沈まずに歩ける。

    地図読みが学べる。

    夏道やトレースに捉われない積雪期ならではのルートを登れる。

    温泉、飲み、食事、鉄道(?)

と、ただスノーシューでなだらかなトレースを歩くだけではないのです!

 まず①は、トレースのない箇所を歩くことで、その真価を発揮します。戦場ヶ原手前の赤沼でバスを降り、トレースのある道を歩かずに地図で目指す位置を決めて、ひたすらコンパスを信じて進みます。

昨年のスノーシューハイクの際に微苦笑さんからコンパスの使い方を教わってから、初めての山では特に役立ってきました。今年の年始も八甲田山の山頂でホワイトアウトしてしまい下山ルートが全く見えず、コンパスを頼りに下山して改めて重要さを認識したばかりです。(②です)

 (③について)今回は、ぜひ行きたかった切込湖・刈込湖を湯元から光徳まで歩きぬけましたが、凍結した湖上を歩いたり山王峠などは地図を見て最低鞍部を通過する最短ルートにしたりと、スノーシューハイクとバカにできないほど、歩き応えがありました。

 最後に④ですが、湯元のいかにも温泉だという湯につかり、おいしいお酒と食事を楽しめて満足です。

こんなハイク、最高ではないでしょうか!でも次回(来年)のことを考えて一つ残念なことがあります。それは4月に実施される東武鉄道のダイヤ改正で快速列車が無くなってしまうことです。その代わり来年は新型特急で行くのも良いかも♪参加者として新しく加わるのは「あなた」かも知れませんね♪(Muu

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 僕の冬山ウエアーは古くて重たい、その上かいた汗が内に籠る。何とかしなければ、と以前から思っていて、この機会にと、会のメンバーに英知を求めた結果、finetrack がいいと。よーし、一念発起。我が奥方様との財政支出の折衝は難航を極めましたが何とか合意に漕ぎつけ、L1~L5(L4除く)をGET~。一つ心配は体力が持つかどうか、の危惧を抱いて日光赤沼からスノーシューの開始。Muuさん、みっちゃんはすらすらと遥か前を行く、微苦笑さんは後ろにピッタリついて、竜少年、ユックリ、ユックリとサポート。な~に、若けーもんには負けねーぞー、と思うばかりで足が動かず、湯滝の滝上までの登りのきつい事きつい事。レストを繰り返し、ようよう登る。湯ノ湖を周って宿に着く頃にはヘロヘロであった。うーん、明日の行動は案の定無理か、無念、一日でリタイアとなってしまった。

この大きな課題、何とかしなければ。

 因みに、finetrack は推奨に値することが確認できた。(竜少年)

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 1年ぶりに奥日光の湿原と唐松林を歩いてきました。初日は赤沼茶屋から小田代原の分岐点を目標に地図読みです。コンパスの指示方向に従いできるだけ直進で歩きます。スノーシューは新雪をざくざくと踏締め、聞こえるのは足音と息使い、残るのは振り返る林間にまっすぐ伸びる足跡です。暖かい日差しのなかを歩くのは気持ちがいいですね。ストレス解消です。目標地点からは小田代原の西側を周り、泉門池・湯滝の階段を登り、湯の湖西側のヘリを歩いて温泉とビールの待つ湯元の山荘へ到着です。

翌日は源泉を左に見て金精峠への車道へ登りそこでスノーシューを着け蓼の海へ下り、そして小峠への登りです。昨年は小峠の登りは雪が多く大汗を搔きましたが今年は割合とすんなり通過出来ました。小峠からは夏道を避けドビン沢へ下り刈込湖へは意外と早く到着です。湖南側のヘリを慎重に歩き、切込湖は3人の間隔を十分にとって氷上突破です。涸沼手前で23名のパーティーに出会った他は単独での方一名のみでした。山王峠は樹林帯の最低鞍部を通過して光徳牧場へは1300到着です。好天に恵まれた楽しい雪上散歩でした。(微苦笑)

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