2年ぶりの小川山廻り目平-2015-

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山域:小川山 廻り目平付近
日程:2015/7/18~20
メンバー:竜少年、微苦笑、Nobu、Choko-nyan(Mika)、Muu(nobu)

 昨年は、悪天候により中止となった夏の会山行「小川山」。
 今年は、台風11号の通過を気にしながらの出発となりました。体調不良や仕事の関係で参加メンバーが減ってしまいましたが、1台のステーションワゴンは、人・荷物を満載して「小川山」へと向かったのでした。
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【竜少年記】
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7/18 曇り後雨後曇り
 「午後からは晴れ間がでる」との竜少年気象台は見事に外れ、廻り目平のキャンプ場で雨の中テント設営。時間つぶしにやることは一つ。幸い3時過ぎると雨も止んできたので、テントの外で4人のささやかな懇親会。
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ちょっと離れたところにCAC(同じ千葉の山岳会)のメンバーが居るので箱買いしたトマトを持って陣中見舞い。9人もいて大賑わいでした。

7/19 晴れ後雨後晴れ
 Nobu さんと7時に合流。すぐに「「春のもどり雪」に向かう。一番乗り。Nobu-nobu(Muu)パーティが先行。我がパーティは2週間前に登っている微苦笑さんがリード。フォローは竜少年とmika(Choko-nyan)。さわやかな風、カチカチの花崗岩。誰もいない静かなクライミング。ウーン、ヤッパ小川山はイーイ。
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1ピッチ目
 出たしの1手1足が緊張するがあとはペタペタと登れる。灌木でビレイ解除。
2ピッチ目
 ペタペタと登って灌木の横のチェーンでビレイ解除。
3ピッチ目
 NPと灌木で中間支点。
4ピッチ目
 3ピッチからそのまま行けるが微苦笑さん慎重を期して残り5~6メートル。Nobu-nobuパーティが懸垂の用意をして待っていてくれる。
基部に戻ると、なんと、10数年前まで当会で一緒に登っていた錦少年に遭遇。古希を過ぎてまだやっているのか?とお互いに親しみのある憎まれ口をききガンバのエールを交換して分かれる。山の世界は狭い。

午後の部
 セレクションパーティはNobu-nobuに微苦笑さんの3名で2番目のケルンで分かれる。竜少年とmikaパーティ,狙いは2峰屋根岩のパノラマコース。数年前にミエリンさんと一緒に登ったルート。確かこの辺か?いやここではない?ヤッパミエリンさん居ないとルートの取付きが分からないなー。2番目のケルンを過ぎてすぐにそれらしき取付きがある。が、どうも形状が?迷って居るうちに雨がザーと降ってきたので、これ幸いとセレクションを確認しに行くのだ、とmikaを説得。
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 セレクション基部に着くと人がイッパイいて満員御礼状態。Nobuパーティも雨が降ってきたので様子見状態。雨待ち時間が流れる。だんだん時間も迫ってきたので、Nobuパーティも仕方なく諦め、そらまめ下部スラブへ移動。甘食10bにトップロープをはり、全員軽く?クリア。
テントに帰着して、集会。Nobu さんが帰宅。残った4人で今日の反省会。するとCACの主要メンバーが陣中見舞と称して分厚いステーキの差し入れ。嬉しくなって「CACガンバ」とエールを送る。

 自然の岩場は例え低グレードの表示があってもイザ実際に取付くと難しいし緊張もする。また、自分のグレードはどうなのだろうか?登れるのだろうか?と常に不安と緊張と自信のない交ぜになった中で登って行く。登り終わって地上に足が着くと、あ、これで安心だ、と思い、また、今度は何処登ろうか?と思う。思えば不思議な世界に居るものだ、と思う。

【Nobu記】
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 天気がイマイチで、セレクションを完登できなかったことが残念。
 「春のもどり雪」、最初の出だしがあんなに怖いとは思っていませんでした。
 やっぱり、小川山は岩が固くていいですね。

【Muu記】
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 私にとっては、初の小川山。多少、天気には翻弄されましたが、次回また訪れるのことが楽しみになりました。
今回は、3日間を竜少年、微苦笑さん、Choko-nyanさんと過ごして、学ぶことが多かったのですが、特に「良いなー!」と思ったのは、竜少年と微苦笑さんのように長くクライミングを続けることが出来ていることです。自分も今後も安全第一にクライミングを学んで、少しずつでも登れるルートを増やしたいと思いました。