クラック教室

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日  時:2月28日(土曜日)
場  所:千葉 鋸山南壁
メンバー:微苦笑、Mierin、みっちゃん、DG、Muu

~苦しさも楽しさも、すべては亀裂(クラック)の中に!~
今年1月の例会で開催が決定したクラック教室が、2月28日に早速開催されたので報告します。当日は、先生:微苦笑さん、生徒:Mierinさん、DGさん、みっちゃん、Muu(私)が千葉県は房総半島・鋸山南壁に集合しました。2月としては暖かく快晴で、クラック初挑戦のワクワク気分はさらに盛り上がり、クラックがなくても気分だけは登っていきそう。クラック教室の参加にあたり特別に必要なものは、テーピング用のテープ。あとは通常のクライミングと変わらない。私は今までテーピングをしたことが無かったのですが、今回は手の甲側を中心にテーピングを入念に貼り、擦り傷等に備えます。Muu
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1時間目の授業(ハンドジャム)
各自、ハーネス等を装着して岩場へと移動。微苦笑先生がまずハンドジャムについて教えてくれます。手をクラックに入れて膨らまし、自分の身体を支えても手が抜けないくらいに極まっています。
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すると女性陣は、2人とも登っていきます。とにかく、手を極めて身体を支えられるようにならないといけないことが体感できました。

2時間目の授業(フットジャム)
 1時間目のハンドジャムに続いて、今度もフットジャムです。手を極めて、さらにクラックに足先を入れて、ねじり足を極めます。まずは、先生のお手本を皆で見ます。とてもスムーズに足を極めて、スムーズに一定のペースで説明を加えながらスイスイと登っていきます。「なるほど、足さえ決めれば、ガンガンと登れそうだな」と内心思い、挑戦します。
 ところが、足が極まらない・・・その上、手も極まらないと、Wパンチを食らってしまい、ギブアップ。帰りに自宅まで歩く際に、足の指が痛いのに気づき「今日の成果がここにあったか♪」と独り言をつぶやいたのでした。ここでも、Mierinさん、みっちゃんがうまく手足を極めて登っていました。
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3時間目の授業(フィスト)
拳骨(グー)を、クラックに入れて身体を支えます。ここまで、離陸できない私のためにDGさんが必殺技を繰り出します。「支え吊り込み」式ビレイ(確保)です。表現すると、とんでもない推進力で、岩場を登れる確保方法です。思わず笑ってしまうくらいの推進力なので、慣れないと笑って力が抜けてしまうのが欠点ですが・・・。なんとか、竜少年が岩を落とした(らしい)クラックまで登り、今度の総会で冗談の一つも言いたいと頑張ったのですが、文字通り手も足も出ない状況。みっちゃんが、クリアして面目躍如と、胸を撫で下ろして終了。
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居残り授業
本日は、居残り授業として離陸できなかったDGさんと私に、手足の置き場所がしっかりとある壁をクリアする課題が課せられました。
しっかりと手足が置けるので、登り始めは良かったのですが、だんだんと疲労が蓄積されてしまい、何度かレストしてへばりながら「登った感」を得られる高さまで登ることができました。ここだけ登るのでも、とても良い練習になります。

宿題
微苦笑先生から海外での登山・クライミングの話しや、みんなの山行経験を聞いて帰りの車内も盛り上がりました。
そして、微苦笑先生から電車の中でのトレーニング法として、電車のドアと手摺の間に手を極めて身体を支える練習方法が教えられました。今年まだまだクラック教室は開催されます。次回までに少しでも技術を向上して、今回の苦しさをさらなる楽しさに変えて、みんなで共有したいと思っています。
※クラック教室では、技術の向上を図りながら一緒に苦楽(クラク!?)を共有する生徒を大募集しています。希望の方は、HPより問合せをお願いします。(Muu)
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