表妙義縦走

dakekanba-admin

<表妙義山行報告>
□前夜発4/13(日曜日)日帰り
□メンバー:KMT、DG、rie-san、hashimoto-san、ando-san (5人)
      →後半ソロで来ていたnobuさんと合流

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am6:00道の駅「みょうぎ」出発。桜が満開の妙義神社でしばし花見を楽しみ登山道へ。順調に高度をかせぎ奥の院にはコースタイムより30分ほど早く到着。
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ここからは妙義たる岩登りの始まり。奥の院の右わきから長い鎖の登り、出だしは緩いものの上部は傾斜が立っていて最初の洗礼を受けた。
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その後も鎖場、岩登りの連続。相馬岳を乗っ越して堀切に到着。いよいよここからが本日の核心部の始まりです。先ずは、「鷹返し」高低差60mの岩壁を鎖、梯子で登ります。結構傾斜も立っていて両端が何もないので高度感もそれなりにあります。フィックスロープを張るなどしてアッセンダーやプルージックでバックアップを取って登ると安心です。鷹返しを登りきって大休止をとり東岳へ向かおうとした瞬間、2時間30分遅れでスタートしたnobuさんが合流。我々もコースタイムよりやや早めのペースでは歩いていたのですが、ここで追いつくとはさすがnobuさん。一同ビックリ。
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東岳からの下りは事故の多いポイントとの事なので、ここはロープを出して懸垂下降で下りた。50mロープでジャストでした。
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中之岳のピークを踏んで最後の下降。鎖にカラビナを掛けて下ります。支点が途中にいくつもあるので落ちても止まりますが、カラビナの掛替が面倒なので、ここも懸垂で下りた方がラクだと思いました。
楽しいメンバーととっても充実したハイキング(?)でした。
(まとめ)
・岩登り経験のあるメンバーで行くことがベター、初心者がいる場合は積極的にロープを出して安全確保を行いましょう。
・待ち状態にはセルフを取りますが、スリングよりもDGチェーンの方が長さ調整ができ使い勝手がよい。
・踏み跡がアチコチにあるので迷いやすい。道標やペンキ印を確認して歩いてください。
・鷹返しの登りは、フックスロープを張るなどしてアッセンダー等でバックアップを取ったほうが安心。
・東岳、中之岳の下りは懸垂下降が安全。(50mで足ります)
・ロープ支点はどこでも取れます
・靴はアプローチシューズのようなフリクションの利くものが良いと思います。登山靴の場合はソールの溝がしっかりあるものにしましょう。でないと滑ります。滑ると落石を引き起こしますし、自分自身も危険です。
・岩、ザレ、鎖、梯子など変化にとんだコースでとても充実感のあるコースだと思います。