小川山クライミング

dakekanba-admin

日  時:2013/7/14-15
参加者:竜少年、エミリン、NOBU、IKE、チョコナン

仕事の都合で千葉発が午後からになったものの、なんとか早めに出発!
・・出来たのもつかの間、
「はっ! か、会長! ロープ忘れました・・・」
竜少年「!?」「・・・・」
(エミリンさん、Nobさん、お世話になりました・・・)
出だしからやっちまいました・・・深く反省しております。
gama2p

1日目 ガマルート

 僕はてっきりガマスラブで1日過ごすものだと思っていたら竜少年から
「You、Nobさんとガマルート行っちゃいなYo!」
(こんなしゃべり方ではありませんが・・)
とのお達しがあり、Nobさんと、いざ!ガマルートへ!
1P、初めてのスラブ、シューズのフィリクションを信じてなんとかクリア。
2P、小石やらヌンチャクやらが落ちてくる中、Nobさんとルートを吟味
今回の課題はリードを意識したクライミングでしたのでNobさんの一挙手一投足を目に焼き付け「リード王に俺はなる!!」っという気持ちで臨みました。
(だったらロープ忘れんなよ!!)
本ルート中一番長くやりがいのあるルートでした。
僕らは右端の比較的簡単?な(5.9)を登りました。
その後の3,4,5Pは比較的簡単に(セカンドなので・・)登攀出来ました。
nob

午後の八幡沢左岸「トムといっしょ」5.10は順番待ちの間に研究させていただいたのでなんとか登ることが出来ました。
しかしながら、リード出来るか?と聞かれるとまだまだ自信が無いので、やはり頻繁に練習すべきだと痛感しました。
tomall
2日目 フェニックスの大岩
キャンプ場から約20分程金峰山方面に登った道沿いにあるあまり人気は無いけど初心者講習等に使われる優しい岩があります。
phenix
ここでは、主にリードとして終了点での支点構成やチョコナンさんの懸垂降下練成でとても勉強になりました。
今回も多数宿題が残った山行ではありますが、今自分に足りないものは何か?今後どうしたら良いか?考えて今後「リード王」になるために頑張るぞ!
P.S 皆さん!家を出る前に忘れ物をチェックしましょう
                              Ike

久しぶりの廻り目平。うまい具合にテントを張れる。それが一番気がかりだった。
翌日はガマスラを何回か上り下りして、となりの「門番の娘5.9」に向かう。
 先行パーティもトップロープでしたが2番手の方はあえなく一歩で諦める。次はわがパーティの番。横から回ってトップロープが簡単に張れる。ミエリンさんはなんの苦も無くクリア、チョコナンも見事クリア。特にチョコナンのスラブの登り方は安定して真っ直ぐ立って登る、とても初心者とは思えない登り、うーむやるなー。
DSC02018
回収を兼ねて竜少年が最後。トップロープながらなかなか手ごわい。ここは最初の一歩でクリップができるかどうか、が核心。うーむ、今度はリードしかないなー、と思いながら回収して午前の講習は終わり。
DSC02020
午後は散々待たされたが、「トムといっしょ5.10a」を神様が張ってくれたので、トップロープで楽して登らせてもらう。やっぱ、垂直の壁はいいなー。
tomara
翌日は「フェニックスの大岩」講習会に多く使われるそうだが、なかなかの大岩。クラックにロープを張って「おー、ここはレイバックがいいぜい。」などと皆で楽しむ。
 3連休の3日目なので帰りの渋滞を考慮して早々に引き上げる。イケさんには往復の運転、設営、食糧、みな感謝、感謝。
 全員無事で帰宅できたことがなにより嬉しい。
竜少年

小川山ガマスラブ ガマルート登攀
小川山は6月末に実質初めて来たばかり.今回も朝方の合流になったけど、充実した1日...!?でした.

廻り目平のテント場を出発し、まずガマスラブに全員で向かう.取り付きには既に数partyが登っていたけど、幅広のガマスラブなのでどこでも一見して登れそうな感じになる.でも実際にはスラブ特有の嫌らしさでちょっと緊張しつつ、TRを張る.会長より、IKEさんとガマルートに、といっていただきありがたく登らせてもらうことにした.損傷した膝のリハがてら参加していたBullさんにルートの概要を教えてもらう.実はこのガマルート、初登攀者の名前に大学の大先輩の名前見つけびっくり.卒業後は労山で活躍していた方だけど、逆算すると結構な年齢での初登攀のはずで改めて脱帽した次第.
そんなことを思い出しながらガマスラブの上の樹林帯を越し、上のスラブ帯取り付きに向かう.3partyほどが登っていたので、まずは順番待ちしながら観察.若葉マーク一杯の態度で、どこから取り付くか教えてもらい、先行partyがあがったのを見計らって取り付く.難しいこと考えず、安全第一に登っていったが、さすがにⅣ+の所は若干緊張.年のせいかすぐビレーをとりたくなり、余分と思っていたヌンチャクが心もとなくなり、最後の方はランアウト気味になるがなんとか上の樹林帯に逃げ込む.35m、5.8かな. その上も樹林帯で途切れるがさらに15m、5.6、5.4くらいの岩場二つを乗り越える.二つ目は半分木登り.左のスラブは非常に難しそうで、IKEさんと後でTRで登ろうか、とか話していたが天気がおぼつかなくなってきたのでそのまま終了点に向かう.終了点までもう1ピッチ、20m、5.4くらい?の弛い緩斜面. 
ガイドに引率された先行partyは終了点からダブルロープで懸垂下降.僕たちは50m1本なので終了点から登攀路を下降と相成った.樹林がらみのところはザイルを束ね手元から手繰り出し下降する.昼時となったガマスラブ上のスラブはなんと鈴なりの登攀partyであふれている.恐ろしくて懸垂用にザイル放り投げるどころじゃない.比較的空いているところに懸垂をセットし、無礼を詫びてザイルを手繰り出しながら下降する.25m近くのところにちょうどいい支点を見つけ、そこを中継点としてもう1度懸垂で取り付きに下降できた.最後にガマスラブの上に出て、ここから懸垂1本でみんなと合流.
下からは待ち時間入れて往復で3時間半くらい?と思うが、ザイル操作をもっとスムーズにすればもっと大幅に短縮できるとIKEさんともども反省.でも、マルチピッチ登攀と下降のいい練習になりました.

午後はその後八幡沢左岸スラブでしばらく順番待ちの後、TRで5.10aのルート登攀.だいぶしごかれRPになったけど、岩再開後、ゲレンデでは初めての5.10の壁で自分なりに楽しめ納得のいく結果でした.今年は小川山での岩、少し集中して鍛えて技量をあげたいと痛感した次第です.
   Nobu.