中央沿線 甲東不老山
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車を使って山梨、長野の山々を訪れるとき、きまって休憩に立ち寄る場所が中央道・談合坂サービスエリアだ。
談合坂SAの駐車スペースから北側を望むとき、すぐ目の前に大きく盛り上がって見える山がいつも気になっていた。
ある時、2万5千図で調べてみたらそこには「不老山」という山名が記されていた。
連休中ずっと家にいるのも体に毒なので、この機会に思い切って訪ねてみることにした。
■5月3日 快晴
美しい山間の集落の中を歩きながら徐々に高度を上げていく。
やがて山道に入り、植林の中をゆるやかに登っていく。
尾根に上がったところにある金比羅権現の小祠がある台地で一休み。丹沢から富士山にかけての展望が広がる。特に富士山は豊かな残雪をつけていた。
金比羅権現から先も尾根に沿って歩きやすい道が続く。
道端にはタチツボスミレの可憐な花がそこここに咲いていた。
鮮やかな新緑が目に眩しい。吹き抜ける風も心地よく、文字どおり「薫風の山」といったところか。
薄暗い植林帯を抜けると明るくなり稜線が見えると頂上だった。
登りついた頂上からは南面を中心に展望が開けていた。
眼下には談合坂SAが箱庭のように見える。SAに入る渋滞の車の列が豆粒のように連なっていた。
頂上から見る富士山も裾野まで伸びやかに広がりを見せてくれている。標高839mという低山には思えない好展望に恵まれた静かな山頂だ。
ここで時間をゆっくり使いながら地図読みの練習もおこなった。同行のFさんにとっては磁北線を引いた地図とシルバコンパスとの組み合わせでの地図読みは初めてとのこと。
地図読みと山座同定に熱心に取り組んでいた。
さて、不老山頂で少し早い昼食をおえた後は、お隣の高指山(911m)を目指すことにする。
大型連休のせいか近郊の低山に向かう人は少なく、新緑のみずみずしさに感嘆の声をあげながら、ゆったりと歩を進めていくことができた。
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不老山から約20分で高指山頂。
高指山からは高丸を経て桑久保の集落に下山するコースをとる。
植林帯の濃緑と雑木の新緑が織りなすコントラストが印象的なコースだ。
下るにつれて、辿ってきた不老山から高指山にかけての稜線が高くなり、とても立派に見えてくる。
さすがは旧甲東村を代表する名山だ。
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下りついた桑久保集落は南面に大きく開けた美しい集落。まさに「桃源郷」とはこの集落のことか。
遠くに東丹沢主脈の山々が午後の逆光に輝いていた。
舗装された道をのんびり下り甲東小学校前バス停に着いた。
命の洗濯をさせてもらった。久しぶりに気持ちのよいハイキングだった。
同行の富士丸さん、お世話になりました。(記 Nob)
■コースタイム
上野原駅(8:42)===不老下BS(9:06~14)・・・金比羅権現(9:56~10:08)・・・不老山(10:50~11:30)・・・高指山(11:49~12:00)・・・和見峠(12:43~45)・・・甲東小学校前BS(13:26~14:20)===上野原駅(14:45)


